財務・人事日本ロジテムは4月30日、2025年3月期の通期業績について、売上高や経常利益を上方修正する一方で、固定資産の処分で特別損失を計上すると発表した。収益性の低下がみられた事業所や閉鎖を予定する事業所などの固定資産の帳簿価格を見直した。これによって、当期最終利益は従来予想に比べ、8900万円の減となる。
同社によると、売上高や営業利益、経常利益は、取引範囲の拡大やスポット貨物の獲得もあり、取扱量が当初の想定を超える水準で推移したことに加え、為替の円安効果によって、従来の予想を上回る見通しとなった。
売上高は660億100万円で当初予想より10億100万円の増、営業利益は12億2800万円で1億7800万円の増となった。
一方で、固定資産の帳簿価格を見直し、同期第4四半期で特別損失として5億1800万円を計上。これまでに計上した減損損失1100万円を含めて、通期の減損損失は5億3000万円となった。
これによって、当期最終利益は4億6100万円となり、当初見通しより16.2%の減となる。
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