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DPL小牧稼働、免震機能備え冷凍冷蔵対応も

2025年5月1日 (木)

拠点・施設大和ハウス工業は1日、愛知県小牧市において、免震構造を採用したマルチテナント型物流施設「DPL小牧」の稼働を開始したと発表した。

▲DPL小牧(出所:大和ハウス工業)

同施設は、地上5階建て、延床面積19万2385平方メートルを有し、最大25社のテナントが入居可能。1区画の賃貸面積は4970平方メートルからで、冷凍・冷蔵保管にも対応する特別高圧受変電設備を備えるなど、多様な業種のニーズに応える設計となっている。

立地面では、名古屋高速11号小牧線・堀の内出入口から2キロ、豊山南出入口から3キロと名古屋市内への機動力に優れ、東名高速道路と中央自動車道が交差する小牧ジャンクション(JCT)や、名神高速道路と東海北陸自動車道が接続する一宮JCTにも近接しており、関東・関西・北陸地域それぞれの物流要衝を結ぶ中継拠点としての機能が期待される。

施設内には、トラックが各階に直接乗り入れ可能なダブルランプウェイ方式を採用。また、中央通路(中車路)を設けることで、天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしが可能となっている。トラックバースは施設全体で195台分を確保した。

▲保育施設イメージ(出所:大和ハウス工業)

BCP(事業継続計画)対策としては、免震システムを導入。地震発生時の揺れを軽減し、上層階の荷崩れを防ぐことで、荷物や設備のダメージを最小限に抑え、短時間での事業再開を可能としている。

さらに、施設内には最大36名の子どもを受け入れ可能な保育所を設置し、従業員の子育て支援を図っているほか、カフェテリアや無人コンビニエンスストア、休憩スペースも整備し、働きやすい環境づくりを推進している。

「DPL小牧」概要
所在地:愛知県小牧市下小針中島2丁目144番他
交通:名古屋高速11号小牧線「堀の内出口」から2.2km、名古屋高速11号小牧線「堀の内入口」まで2.3km、名古屋高速11号小牧線「豊山南出口」から3.4km、名古屋高速11号小牧線「豊山南入口」まで2.8km
敷地面積:8万5717平方メートル
延床面積:19万2385平方メートル
賃貸面積:16万3773平方メートル
構造・規模:1-4階 鉄筋コンクリート造(柱)・鉄骨造(梁)、5階 鉄骨造 5階建て

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LOGISTICS TODAY編集部
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