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SCリスク予測のスペクティと三菱倉庫Gが提携

2025年5月1日 (木)

M&ASpectee(スペクティ、東京都千代田区)は1日、三菱倉庫のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、MLCベンチャーズ(東京都中央区)と資本業務提携し、同社の投資ファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じて出資を受けたと発表した。具体的な出資の額は公表していない。

スペクティはSNSの投稿や気象データ、カーナビ情報、道路・河川カメラ映像など多様なデータソースをAIで解析し、災害やリスク情報を可視化・予測する技術を開発しているスタートアップ。同社が運用している「Spectee Pro(スペクティプロ)」は、世界中で発生する災害や危機に関する情報をリアルタイムに収集して、リスクを予測することができる。

全国の自治体や報道機関、インフラ事業者、製造業、物流業、商社など幅広い分野で導入が進んでおり、昨年7月には契約数が1000件を突破した。

また、製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービス「スペクティSCR」はサプライチェーンの可視化に加え、各サプライヤー周辺で発生した災害や危機を即時に検知し、被害状況や製品・納期への影響を迅速に把握できる。

倉庫事業を中心に広範なネットワークを持つ三菱倉庫グループと高度なリスク可視化技術を持つスペクティが提携することで、サプライチェーン領域の事業の強化・推進を目指すとしている。

スペクティは三菱倉庫の協力で、5月8日から10日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる東京都主催のアジア最大級のスタートアップイベント、「SusHi Tech TOKYO 2025」に出展する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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