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日本エンタープライズ、東卸組合向けEDIサービス開始

2016年12月2日 (金)
日本エンタープライズ、鮮魚・水産物の即日配送サービス
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ロジスティクス日本エンタープライズ(東京都渋谷区)は2日、同社子会社の「いなせり」と東京魚市場卸協同組合が、築地市場内から飲食事業者の各店舗へ「仲卸の目利き」による鮮魚・水産物を配送する電子商取引(EI)サービス「いなせり」を5日から開始すると発表した。鮮魚・水産物流通へのIT導入は、600社の仲卸業者が加盟する東卸組合としては初めての取組みとなる。

いなせりは、組合所属の600社の仲卸業者が、飲食事業者へ向けて鮮魚・水産物を直接販売する電子商取引サービスで、仲卸業者は翌日の入荷情報を基にいなせりへ出品し、飲食事業者はいなせりを介して午前2時までに食材の仕入れを行う。

いなせりサイトで注文した、仲卸業者の「目利き」による鮮魚・水産物は即日、築地市場内から店舗へ配送する。

決済には、ソニーペイメントサービスとオリエントコーポレーションと連携し、仕入代金を自動引落しする「いなせり専用銀行口座振替サービス」を提供する。

12月のプレオープンでは、サービス品質を確保するため、関東エリアの飲食事業者を対象にサービスを開始する。段階的に全国へと展開し、来年には飲食事業者との連携強化を図るとともに、参加する仲卸事業者数を拡大する。

日本エンタープライズ、鮮魚・水産物の即日配送サービス2