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三井ホーム、木造軸組工法の「スマート倉庫」発売

2017年10月4日 (水)

ロジスティクス三井ホームは4日、傘下の三井ホームコンポーネントが木造軸組工法によるスマート倉庫を開発し、販売を開始すると発表した。

2×4(ツーバイフォー)製材を用い、独自開発のステンレス製接合金物「コネック」をトラスの接合部分に使用して三角形状に組んだ骨組「コネックトラス」を活用する。

従来の簡易型倉庫は、荷捌場など製品の一時仮置場や外部作業場に活用されてきたが、主に鉄骨パイプなどを用いたものが主流だった。

三井ホームコンポーネントが開発したスマート倉庫は、木材を構造材として独自開発のステンレス製接合金物で接合した、軽量で変形しにくいコネックトラスを用い、最小限の柱・壁で十分な強度と耐久性を持つ大空間を実現できるのが特徴。

用途は異なるものの、従来のツーバイフォー工法による木造倉庫に比べ、重量が4分の1程度軽く、工期は3週間と短い。コストは坪単価15万円からと半額程度に収まるという。