
▲協働ロボット「Carter」(出所:DHL)
国際DHL(ドイツ)は3日、協働ロボット開発のロバストAI(米国)と5年間の戦略的アライアンスを締結し、同社の協働ロボット「Carter」(カーター)をメキシコの小売物流拠点に導入すると発表した。ラテンアメリカでCarterが商用運用されるのは初めてで、まず15台を展開する。
Carterは、人と協働しながら棚移動やピッキング支援を行うモジュール型ロボットで、北米のDHL拠点では生産性を60%以上改善した実績がある。メキシコでもすでに30%の改善効果が確認されており、2026年までに倉庫管理システム(WMS)との連携を進め、段階的に自律走行機能を拡張する。
DHLは北米を皮切りに協働ロボットの導入を広げてきた。Carterは技術レベルの異なる複数拠点への横展開が可能な点が特徴で、季節波動への応援配置など柔軟な運用にも対応する。同社は今後、同ロボットを数百台規模で北米・中南米に展開する計画で、安全性と生産性を両立させるスケーラブルな自動化技術の活用を強化する。
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