サービス・商品X Mile(クロスマイル、東京都新宿区)は3日、トラックのバース予約や入退場受付、ドライバー誘導を一元化する新サービス「ロジポケバース管理」の提供を開始したと発表した。荷待ち時間の削減と現場業務の効率化を目的とし、物流業界における法規制対応と業務改善の両立を支援する。
同サービスは、既存の運送会社向けSaaS「ロジポケ」シリーズの知見を活かし、荷主企業や倉庫、3PL事業者向けに特化して設計。現場負担を抑えた使いやすさと、導入後の伴走支援が特徴となっている。料金体系は、従来の固定制ではなく、拠点の物量や規模に応じた柔軟な設計を採用。多拠点導入時にはボリュームディスカウントが適用される。
また、法改正に対応する月次レポート作成やデータ分析支援、既存アプリとの連携機能も備える。ロジポケユーザーであればアカウントを共有し、スムーズに運用を開始できる仕組みだ。
現在、全拠点導入時の初期費用無料キャンペーンと、無料トライアルを実施中。既存システムからの乗り換えを検討する企業にとっても、導入コストを抑える選択肢となる。
2024年に改正された「物流の適正化・生産性向上に関する法律」では、荷待ち時間の管理が義務化されるなど、現場改善のニーズが高まっている。ロジポケバース管理は、荷主と運送事業者双方にとって利便性の高いツールとして、現場業務のデジタル化とサプライチェーンの効率化に寄与する。
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