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JVC・ケンウッドHD、日本ビクタータイ工場の生産再編

2011年2月10日 (木)

拠点・施設JVC・ケンウッド・ホールディングスは10日、日本ビクターの海外生産子会社で主にアジア向け液晶テレビなどの民生用ディスプレイ、セキュリティカメラ、業務用ディスプレイなど業務用システム機器を生産しているビクタータイ工場の生産体制を見直し、業務用システムとカーエレクトロニクスの工場に転換すると発表した。

 

JVC・ケンウッドグループでは、自社販売を終息して外部生産委託やブランドライセンス供与による軽量なビジネスモデルへの転換を進めており、収益力の向上を図っている。

 

民生用ディスプレイ分野でもビジネスモデル転換を促進するため、残るアジア地域でも外部生産委託に切り替え、全世界で同分野の自社生産を終息し、ファブレス化を図ることにしたもの。

 

これに伴い、ビクタータイ工場は強化事業に位置付ける業務用システムの海外主力工場とし、カーエレクトロニクス事業でも新興市場向けのカーオーディオ生産拠点に位置付け、近隣のビクター光ピックアップ工場と連携し、相乗効果を追求する。