JVC・ケンウッドHD、業務用システム事業でヒビノと提携

産業・一般JVC・ケンウッド・ホールディングスは18日、業務用音響・映像機器販売と施工を手掛けるグループ会社「ビクターアークス」の株式35%に相当する株式をヒビノに譲渡すると発表した。

JVC・ケンウッドHDでは、カーエレクトロニクス事業と業務用システム事業に集中する方針を打ち出しており、新たな事業パートナーとしてヒビノの資本参加を得て業務用システム事業の拡大を図る。音響システム、映像システム分野を中心に、両社グループの関連技術・商品を生かした戦略的提携を模索し、相乗効果を追求する。

今回の提携を皮切りに、連結ベースでの成長戦略を加速させ、集中する2分野を中心とした国内事業の売上を現在の230億円から、2013年3月期に300億円まで30%拡大したい考え。