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シャープ、JDI白山工場取得し次世代ディスプレイ展開

2020年8月28日 (金)

荷主シャープは28日、石川県白山市にあるジャパンディスプレイ(JDI)白山工場の土地と建物を412億円で取得し、次世代ディスプレイの展開を加速させることを発表した。9月から10月の間に工場の引き渡しを完了させる。

ジャパンディスプレイは、白山工場の土地と建物を412億円で売却し、生産装置を90億円で売却。同社はことし3月末にも同工場の生産装置を211億円で売却しており、これらの資金で経営再建を図る。

今後の生産体制については「基幹工場である茂原工場(千葉県茂原市)を中心に高付加価値製品の生産を継続することに変わりはない」と説明。白山工場は2019年7月から稼働を停止していた。