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竣工前に入居率100%を達成、イヌイ倉庫とラサールが共同開発

ロジポート博多、福岡ロジテムと味の素物流で全棟利用

2014年3月28日 (金)

拠点・施設ロジポート博多、福岡ロジテムと味の素物流で全棟利用イヌイ倉庫とラサール不動産投資顧問は28日、共同開発の最新物流施設「ロジポートアイランドシティ博多」(福岡市東区、2013年7月着工)が1月30日に100%の入居率を達成した、と発表した。1階全区画を福岡ロジテムが、2階全区画を味の素物流が利用する。

アイランドシティの「みなとづくりエリア」で開発したロジポートアイランドシティ博多は、延床面積4万8900平方メートルと博多地区で最大級、最新鋭のマルチテナント型物流施設。

1階は両面バース、2階へは大型車対応スロープで直接着車が可能な構造となっている。荷物を上下階に移動する必要がなく、効率的なオペレーションが可能。

2階は片側を高床式に、もう一方を低床式にし、40フィートコンテナ車から2トン車まで、大小さまざまな荷物の積込みに対応する。2階高床式スペースは、梁下有効高6メートル、低床式スペースでは7メートルをそれぞれ確保し、1区画850坪から使用できる区画設計として、多様なニーズに応える。

竣工を前に入居率100%を達成することは珍しく、イヌイ倉庫とラサール不動産投資顧問では「物流拠点として好立地で、機能性の高い物流施設へのニーズの高さの表れ」と説明。建築工事は順調に進んでおり、4月25日に竣工を迎えることになっている。

■ロジポートアイランドシティ博多の概要
所在地:福岡市東区みなと香椎2-3番4号
敷地面積:4万3803.89平方メートル
延床面積:4万8978.48平方メートル
構造:S造地上2階建て
用途:マルチテナント型物流倉庫
着工:2013年7月
竣工:2014年4月25日