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EC在庫の“分断”解消、楽天とShopifyを接続

2026年10月1日 (木)

ECコマースロボティクス(東京都港区)は1日、楽天市場とShopifyの受注、在庫、出荷情報を自動連携するアプリ「コマースロボ Shopify connect」の提供を同日開始したと発表した。楽天市場の注文をShopifyへ取り込み、Shopify側の在庫・出荷情報を楽天市場へ反映することで、両サービスを併用するEC事業者のデータ転記や在庫調整を自動化し、受注から出荷までのバックヤード業務を効率化する。

新サービスは、楽天市場で発生した注文を自動的にShopifyへ取り込み、Shopifyの注文管理画面から処理できるようにする。Shopify側の在庫数を基準として、増減を5分で楽天市場へ同期するほか、出荷完了後には荷物の追跡番号と発送日を楽天市場へ自動で反映する。発送前であれば、Shopify側で行った注文内容の変更やキャンセルも同期できる。

(クリックで拡大、出所:コマースロボティクス)

同社がEC事業者や3PL向けに提供する受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)の統合システム「コマースロボ」をデータ中継基盤として活用する。楽天市場とShopifyをAPIで接続することで、CSVのダウンロードや転記作業を不要とし、24時間自動でデータを連携する。

背景には、Shopifyで自社EC(電子商取引)を運営しながら楽天市場にも出店する事業者で、受注や在庫、出荷の管理が二重化する課題がある。販売チャネルごとに在庫を分けて管理すると、安全在庫を厚く確保することで販売機会を逃したり、在庫を少なくした場合に売り越しが発生したりするおそれがある。同社は両サービス間のデータ連携によって、こうした運用負担を減らす。

利用料金は楽天市場の月間注文件数1000件までが月額1万円、5000件までが2万円、1万件までが3万円、5万件までが5万円で、いずれも税別。初期費用は不要で、最短1週間で稼働できるとしている。楽天市場1店舗とShopify1店舗の1対1の連携に対応し、コマースロボ本体の契約は必要ない。

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