M&Aニデックは1日、完全子会社のニデックコンポーネンツ(東京都新宿区)の全株式を、米投資会社カーライルの関連ファンドが間接保有するTCG2603に譲渡すると発表した。譲渡価額は1029億8000万円。契約は同日付で締結し、12月1日の譲渡を予定する。
ニデックコンポーネンツは1967年にコパル電子として設立され、98年にニデックが資本参加、2014年に完全子会社化した。圧力センサーやスイッチ、トルクセンサー、エンコーダー、小型精密モーターなど産業機器向け電子部品を手がける。26年3月期の売上高は320億9200万円、営業利益は54億6500万円だった。
同社が製品を供給する半導体製造装置や協働ロボット市場では、中長期的な需要拡大が見込まれる一方、技術革新や競争激化に伴い、設備・研究開発投資や迅速な経営判断の重要性が高まっている。ニデックは、カーライル傘下で独立した成長戦略を進めることが企業価値向上につながると判断した。
ニデックは5月に公表した2026−30年度の経営改革5か年プランに基づき、経営資源を中核事業や重点成長領域へ集中する事業ポートフォリオ改革を進めている。
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