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大阪都心の屋上インフラ、空飛ぶクルマ拠点候補に

2026年10月2日 (金)

ロジスティクスSkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)は1日、Osaka Metro、大阪府、大阪市などと共同で、大阪市内の高層ビル屋上に設置された既存の緊急離着陸場を、空飛ぶクルマの離着陸場として活用する可能性を調べる事業を開始すると発表した。内閣府の2026年度スーパーシティ関連調査・実証事業に採択されたもので、長大、関西電力、空港振興・環境整備支援機構も協力する。

大阪市内には、高さ100メートルを超える建築物などを中心に、消防基準に基づく屋上緊急離着陸場が146か所ある。床面強度や消火設備、夜間照明など一定の設備を備える一方、現在は災害救助など緊急用途が前提となっている。今回の調査では、これらを空飛ぶクルマの代替空港などに転用できるかを検証する。

▲ビル屋上にある空飛ぶクルマの離着陸場のイメージ(出所:SkyDrive)

具体的には、周辺空域や航空法上の制限表面、ビル風や騒音、機体の接地に耐える床面強度、旅客動線、機体不具合時の移送方法を調べる。充電設備や受変電設備の改修・新設の必要性、概算費用も算出する。大阪市消防局などとも協議し、災害対応機能を維持しながら日常運航を行うためのルール案を整理する。

SkyDriveとOsaka Metroは28年ごろの社会実装を目指しているが、都心部では離着陸場用地の確保が課題となっている。既存屋上設備を活用できれば、新設用地や整備コストの制約を抑えられる可能性がある。今回の調査結果は、今後のバーティポート整備基準への反映や、他地域への展開も視野に入れる。

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