M&A兼松は22日、空飛ぶクルマ専用の離着陸場を開発する英スカイポーツと業務提携を拡大する、と発表した。
両社は、日本で空飛ぶクルマの導入実現に向けて旅客、物流両方の観点から、恒久的で持続可能な運行環境を整えるために協力する。2020年には離着陸場の構築に向けて提携関係を結び、官公庁、自治体、関連企業と協議を進めるとともに、市場調査を重ねてきた。
国内では経済産業省と国土交通省が中心となって23年度にも空飛ぶクルマのサービスを開始する方針で、空の移動革命に向けた官民協議会で制度設計を議論。22年度の「有人地帯での目視外飛行」(レベル4)実現に向けた、環境整備や技術開発も進んでいる。