行政・団体国土交通省は28日、空飛ぶクルマの専用離着陸場「バーティポート」の設計・運用のあり方を検討するため、「バーティポート施設のあり方検討委員会」を設立すると発表した。
この委員会は、2030年代後半を見据えた具体的な利用ケースを基に、必要な分類や機能、安全基準の策定を目指している。初会合は1月30日に東京都内で開催予定で、企業および自治体関係者からの意見聴取も行う。
バーティポートは、空飛ぶクルマ専用の離着陸場として設計される施設で、国際的な関心が高まっている。日本では、2025年に予定されている大阪・関西万博での運航実現を皮切りに、さらなる利用拡大を目指している。特に、物流分野における空飛ぶクルマの活用は、新しい輸送手段の確立に繋がると期待されており、安全性の確保を前提とした基準整備が急務となっている。同委員会では、学識経験者や事業者との議論を通じ、施設設計や運用の具体案を策定する予定だ。
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