イベント小川電機(大阪市阿倍野区)は6日、エストニア発のスタートアップ企業invendor(インベンダー)が開発した無人倉庫ソリューション「GRAVITY(グラビティ)」を、同社主催の「OGAWA VISION」で紹介したと発表した。商品の取り出しに伴う重量変化から出荷数量を自動で記録し、在庫確認や払出管理の負担軽減につなげる。

▲ピックアップの様子(出所:小川グループ)
GRAVITYは、自動販売機ほどの大きさの筐体に商品を保管する仕組み。利用者が商品を取り出すと重量の変化を検知し、取り出された数量を自動でカウントする。高価な商品や重要資材など、厳密な管理が求められる商材の保管・払出管理での活用を想定する。
いつ、誰が、何を、何個取り出したかを正確に把握したいという現場のニーズに対応する。用途に応じてカメラの搭載も可能で、払出時の記録やセキュリティの強化にも活用できる。
コンパクトな筐体のため、大規模倉庫に加え、保管スペースが限られた営業所や事業所での利用も見込む。電設資材業界では、営業所に保管した多数の商品から担当者が必要なものを取り出して使用・出荷する運用があり、日常的な取り出しに伴う数量記録を自動化することで、在庫・出荷管理の効率化につなげる。
小川電機は今後、無人倉庫の可能性を検証し、営業所や倉庫への導入に向けた取り組みを進める。invendorとの連携を深め、電設資材業界の現場ニーズに合った活用方法を検討し、無人化・省人化や業務効率化につながる物流の仕組みづくりを目指す。
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