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キャッシュレス決済の冷凍・冷蔵自販機登場

2022年6月22日 (水)

フード事業所向けにデジタル機器の設置や修理を行っているデバイスエージェンシー(大阪市西区)は21日、冷凍・冷蔵食品の自動販売機を開発し、同日発売したと発表した。キャッシュレスでの決済用で、生鮮食品を24時間無休で無人販売できる。

それによると、新商品の「AdvaNceD(アドバンスド)IoTスマート宅配ボックス for 冷凍冷蔵自動販売機」は、その名の通りマンションなどにある宅配ボックスの形をしている。10個の小部屋があり、脇のモニター画面を操作して扉を開け、商品を出し入れする。PayPay(ペイペイ)のバーコード決済ができる。オプションでクレジットカードにも対応できる。

売上の確認・回収も現場へ行く必要がなくインターネット上で行える。販売状況も管理画面でリアルタイムで把握できる。モニター画面内には広告スペースもあり、商品の宣伝だけでなく、他事業や近隣店舗の広告宣伝に利用することも可能。同社は「人件費削減や営業販路の拡大などにつなげられる」としている。

高さ2.17メートル、幅1.29メートル、奥行き60.3センチ。庫内温度はマイナス20度からプラス60度。

▲AdvaNceD IoTスマート宅配ボックス for 冷凍冷蔵自動販売機(出所:デバイスエージェンシー)

初期費用は150万円で、他に設置費用が5万円から10万円程度かかる(電気工事含む)。システム利用料として月9800円かかる。