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ミャンマーへの拡大も計画

郵船ロジ、インドシナ半島で国際陸上輸送を開始

2014年4月9日 (水)

国際郵船ロジ、インドシナ半島で国際陸上輸送を開始郵船ロジスティクスは9日、インドシナ半島のクロスボーダー陸上輸送サービス「SEAL」(South East Asia Link)の販売を開始したと発表した。航空輸送より安価で、海上輸送よりスピーディーな陸上輸送商品を揃えることにより、多様化する物流ニーズに対応する。

SEALはシンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナムの5か国をつなぐ陸上輸送サービスで、チャーター便だけでなく混載貨物も取り扱えるのが特徴。

シンガポール-マレーシア間は週5便、マレーシアとマレーシア以北のタイ(バンコク)、ベトナム(ハノイ)をつなぐレーンは週2便から3便のスケジュールで運行している。

ほかの輸送モードを利用した場合と比べ、料金面、輸送日数を削減することが可能。例えば、輸送需要の多いタイ(バンコク)とベトナム(ハノイ)間では、航空輸送と比べて最大5割の輸送費を、海上輸送と比べて最大10日間をそれぞれ削減できる。

使用するトラックにはGPSが完備しており、同社では今後、輸送の増加に応じた既存レーンの増便、現地法人のあるミャンマーへの輸送網拡大、既存の航空、海上輸送と組み合わせた複合輸送などを計画している。