ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トライアル終え商品化目指す

郵船ロジ、コンテナ内に段積み設備導入

2014年4月25日 (金)

調査・データ郵船ロジスティクスは25日、海上コンテナ内に専用デッキを取り付けることで段積みを可能にする積載技術を導入し、安全性を確認するためにトライアル輸送を実施した、と発表した。

日本郵船と同グループ会社のMTIが共同で開発した専用デッキをコンテナ内部に設置し、内部のスペースを上下2つに分けることで、従来のコンテナと比べて最大2倍の積載効率を見込む。

ISO(国際標準化機構)規格に沿った40フィート、20フィートコンテナを使用し、積載効率の向上、輸送費の削減、CO2の削減につなげる。

トライアル輸送は4月上旬に東京を出港した本船で、マレーシア・ペナン港まで海上輸送を行った。ペナン到着時に専用デッキの安全性の検証が完了したことから、今後は商品化に向けて開発を進めていく。