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エスプール、子会社のエスプール総研がMBO

2011年2月23日 (水)

話題エスプールは23日、連結子会社のエスプール総合研究所の全株式を譲渡することを決めた。エスプール総研の役員による全株式買取の申し出を受けたもので、MBOに応じることで財務基盤を強化するとともに、ロジスティクスアウトソーシングとして展開している商品発送代行サービスなど、ビジネスソリューション事業に注力する体制を整える。28日に引渡しを行う。

 

エスプール総研ではこれまで、グループ企業と連携して相乗効果の創出に取り組んできたが、「より積極的な事業展開を行うためには、独立した体制による迅速な対応によって事業を推進していくことが有益」と判断し、同社の役員がMBO方式による全株式の買い取りの申し入れを行った。譲渡先は、エスプール総研の吉村慎吾取締役が代表を務めるワークハピネスコンサルティングで、株式の売却額は1億500万円。吉村氏はエスプールの取締役を兼務している。