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ニチモウ、高速搬送の食品ハンドリングロボットなど出展

2014年5月30日 (金)

イベントニチモウ(東京都品川区)は5月30日、「2014国際食品工業展FOOMAJAPAN」(6月10-13日・東京ビッグサイト)に、高速搬送の食品ハンドリングロボット、中華惣菜成形機や、トレーガスパック包装機などの実機を出品し、実演を行うと発表した。

今回、同社が初展示するのはファナック製の高速搬送を実現した食品ハンドリングロボットで、冷凍食品、チルド、常温品などの食材をピロー包装、トレーに充填する前の整列、積み重ね工程——に導入することで、省人化や衛生度の向上につながる。

1分間に165回の搬送を行う能力があるため、毎分55回のスピードで3段積みに整列することができ、24時間の連続稼動も可能。さまざま形状や、やわらかい食材にも対応する。

FOOMAJAPAN2014では、コンベア上をランダムで流れるビスケットをカメラで画像処理し、向きを揃えて搬送・段積みする実演を行うほか、総代理店を務める大英技研製の中華惣菜成形機として、初展示となる餃子焼き機、ギョーザロボや、春巻成形機などを出品、実演を行う。

また、日本国内代理店を務めるイタリア・ILPRA社からはトレーガスパック包装機「SPEEDY」を展示。真空に引いた後で窒素ガスを充填してトップフィルムをシールする「トレーガス充填パック」機能と、少し脱気をしてからシールする「セミ真空パック」機能を持ち、多様なトレー形状に対応する。