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持分出力530万kW超に

電源開発、タイ最大のIPP発電所が運転開始

2014年6月3日 (火)

荷主電源開発、タイ最大のIPP発電所が運転開始電源開発は2日、タイで参画しているノンセンガス火力発電所1号系列(出力80万キロワット)が1日から営業運転を開始した、と発表した。

ノンセンガス火力発電所は、2007年の新規IPP入札で落札した、Jパワーがタイで参画する最大のIPP事業で、Jパワーのタイ現地事業会社「ガルフJPNS社」(Jパワーの出資比率90%)を通じて開発を進めている。

ノンセンガス火力発電所1号系列は11年11月4日にプロジェクトファイナンス契約を締結し、同年12月から本格的な建設工事を開始。営業運転開始後は、電力購入契約に基づいてタイ電力公社(EGAT)に25年間、電力を卸販売していく。

ノンセンガス火力発電所1号系列の営業運転開始により、Jパワーが参画する営業運転中の海外IPPプロジェクトの出力合計は1875万キロワット(持分出力537万キロワット)となった。ノンセンの2号系列は14年末の運転開始に向けて工事を進めており、さらに、ウタイ地点のIPP事業も15年の運転開始を目指して建設工事が進んでいる。