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プラス、物流の相乗効果狙いオフィス家具事業統合

2014年6月4日 (水)

産業・一般プラス(東京都港区)は4日、オフィス家具事業を統合すると発表した。同社ファニチャーカンパニーとガラージ事業部を7月1日付で統合するもので、ガラージ事業部をファニチャーカンパニーに移管し、オフィス家具事業全体としての製品開発力と提案力を強化する。

移管後はファニチャーカンパニーにガラージ事業本部を設置し、継続して事業運営を行う。統合に先行し「ナチュラル&スマート」をテーマとした新製品開発プロジェクトを発足。生産、物流、販売などの分野で統合の相乗効果を検討していく。

ファニチャーカンパニーは、オフィス家具の生産拠点として前橋工場を保有し、販売店、オフィス通販などへ家具製品を供給しているほか、直接販売も行っている。2013年10月には製品開発・オフィス環境提案の実験的な場を兼ねる拠点として「ファニチャーカンパニー東京オフィス」を東京・市ヶ谷に開設した。

ガラージ事業部は99年の事業開始以来、SOHO市場にターゲットを絞り、市場特性に合わせた独自の製品企画、品揃えを展開、オリジナルブランド「Garage」(ガラージ)や輸入ブランド「Fantoni」(ファントーニ、伊)を中心にSOHO家具・アクセサリの販売サービスに注力。Web購入者へのアンケートによって市場動向を素早く把握し、Web商品開発アンケートをメルマガ会員、SNS会員に実施することで、顧客参加型の商品開発を実現している。