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SGホールディングス、スリランカ物流企業の経営権を取得

2014年6月19日 (木)

M&ASGホールディングスは19日、子会社のSGホールディングス・グローバルを通じ、コロンボ証券取引所に上場しているスリランカの物流企業「エクスポランカ社」の株式51%以上を取得、経営権を獲得したと発表した。

SGホールディングス・グローバルは5月9日付けで株式30%をクロス取引で取得した後、株式公開買付け期間が今月17日に終了、合わせて51%以上を取得したもの。

エクスポランカ社の現CEOら経営陣は続投する予定で、SGホールディングスでは「基本的には、同社経営陣に事業運営を任せながら、親会社として取締役就任を含め適材適所に必要な人材の派遣を行うとともに、エクスポランカ社からの人材受け入れなども積極的に進める」方針。

また、エクスポランカ社が持つフレイト・フォワーディング事業の国際ネットワークと、SGホールディングスグループの日本、東アジア・東南アジアの営業基盤を一体化させることで、国際一貫物流のサービスを拡充し、顧客に多様な輸送メニューと至便性を提案していく。

特にエクスポランカ社が地盤とし、現地の物流事情にも精通したインド、バングラデッシュ、スリランカなどの南アジア、中東、アフリカなどの新興経済圏と日本、欧米、アジア間を結ぶ広域輸送では、それぞれの顧客のニーズに合ったきめ細かい物流サービスを提供する。

両社が共通して強みとしているアパレル輸送では、アパレル物流に関する両社のノウハウを結合し、業界固有の専門的な要求に対応していく。