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東京エレクトロン、宮城新工場で焼損事故、稼動延期

2011年3月7日 (月)

拠点・施設東京エレクトロンは、宮城県大和町に建設中の新工場の生産棟現場で、建設資材の一部焼損事故が発生したと発表した。焼損規模は限定的だったが「半導体製造装置の特性上、生産現場の環境には万全を期するべき」と判断し、4月を予定していた生産棟の稼動時期を延期することを決めた。

 

同社は、これに伴う影響を最小限にとどめるため、東京エレクトロンATの宮城事業所(松島町)の現状の生産体制を維持するとともに、山梨事業所(韮崎市)の生産エリアを拡大し、製品の納期などには影響がないよう対応していく。開発棟、事務棟は当初の計画通り4月に稼動を開始する。