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生産能力2倍に拡大

日立オートモティブ、米国で第3製造棟が竣工

2014年6月30日 (月)

荷主日立オートモティブ、米国で第3製造棟が竣工日立オートモティブシステムズは6月27日、グループ会社で米州事業を統括する日立オートモティブシステムズアメリカズ社が、ジョージア州モンロー市のジョージア工場敷地内で新たに第3製造棟を竣工した、と発表した。

同社は北米で受注が拡大していることに伴い、メキシコを含む米州の生産能力の増強を進めており、敷地面積28万平方メートルのジョージア工場で、8000万ドルの投資を実施し、3万平方メートルの第3製造棟を増設した。既存の製造棟は合わせて2万平方メートル。

これにより、製造棟の面積を2倍以上に拡張し、既存製造棟で生産しているバルブタイミングコントロールやプロペラシャフトに加え、電動パワーステアリング、可変容量ポンプなどへと生産品を拡大する。第3製造棟では、2016年に電動パワーステアリング、可変容量ポンプの本格的な量産を計画している。

同社は「米州など海外4極での統括機能を強化し、地産地消を軸とした地域戦略でさらなる事業拡大を図っていく」としている。