国際古河電工は17日、傘下の古河電工パワーシステムズが、中国で給配電部品の製造拠点を統合すると発表した。
古河電工パワーシステムズは、これにより「日本を介さずに直接、海外へ販売する取引にも注力する」としている。
中国内外でバスダクト事業を展開している古河電業社(天津)では、競争激化や急激なグローバル化の流れで効率化が求められていたことから、10月をメドに、古河電業社を天津古河電気部件(天津)へ統合することにしたもの。
統合後は、給配電部品事業の効率化をさらに進め、インドネシアで日系企業の工場建設用資材として納入を開始するなど、中国国外への輸出に注力する。