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古河電工、中国の光ファイバー製造子会社を合弁化

2011年12月27日 (火)

拠点・施設古河電気工業は27日、江蘇亨通光電股フン有限公司(ヘントン社)に対し、中国西安市にある古河電工100%子会社の光ファイバ・ケーブル製造販売会社「古河電工(西安)光通信有限公司」の持分のうち、49%を売却することで合意、28日に持分譲渡契約、合弁契約書への調印式を行うと発表した。

 

古河電工は、昨年11月にヘントン社と同社100%子会社の米OFS社との間で、光ファイバ母材製造工場を中国江蘇省呉江市に設立した。今回、光ファイバ母材の合弁に加え、西安の光ファイバ・ケーブル事業も中国ケーブル大手のヘントン社との合弁事業として行うことにより、中国での光ファイバ・ケーブル事業の基盤固めを図る。

 

今後も拡大が期待される中国の光ファイバ・ケーブル市場で、ヘントン社が持つ幅広い顧客基盤やコスト競争力と、日本や欧米のFTTHマーケットで実績をもつ同社の高付加価値ファイバ・ケーブル技術を融合することにより、市場競争力を強化し、事業拡大を図る。