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農水省「国産花きイノベーション推進事業」

国産花きの物流効率向上へ35産地で実証実験

2014年7月18日 (金)

産業・一般農林水産省は18日、全国47都道府県で実施されている2014年度「国産花きイノベーション推進事業」の取組状況をまとめた。

同事業は、国産花きのシェア奪還と輸出拡大を図るため、花き業界関係者が一体となって「日持ち性」の向上など国産花きの強みを活かす生産・供給体制の強化と、需要の拡大に向けた取り組みを支援するもので、14年度は全国で関係者の連携、物流効率化、花育活動を実施。

物流関連では、国産花きの強みを生かす生産・供給体制の強化に向け、全国35産地・小売30社以上が参加し、切り花の日持ちを向上させるため、採花後の管理・出荷方法、日持ち保証販売の実証などを実施。

埼玉、香川、長崎県などで統一規格の出荷箱の試作・試験利用の検討・実証を行ったほか、新潟県と愛媛県では、使用済みプラ鉢、培養土のリサイクルシステムを検討・実証し、山口県では鉢物(バラ)のリサイクルシステムを検討・実証した。