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農水省、青果物生産者と物流業者の連携支援

2015年1月16日 (金)

行政・団体農林水産省は、青果物流通システムの合理化・効率化に向け、物流業界と連携して大型低温設備、多段階温度管理が可能なコンテナなど新たな輸送システムの導入実証を支援する。

具体的には生産者、物流事業者などが連携し、往路に加えて帰り荷を確保することで積載率を向上させるツーウェイ輸送、輸送の合理化や効率化を図るための情報交換会の開催、流通実態調査などの取り組みを支援する。

また、モーダルシフトの推進で流通の合理化や効率化を図る際、必要な最先端の品質管理技術の実証や大型低温設備、多段階温度管理が可能なコンテナなどの導入による輸送システム構築を支援する。

さらに、週末や祝日、市場閉場時などの輸送力が少ないタイミングを狙った効率的な輸送を可能とする消費地域に隣接した貯蔵保冷設備の導入、集出荷貯蔵施設での長期保存技術の導入実証なども支援対象とする。

これらの施策により、遠隔地からの輸送効率を今後10年間で3%向上、国産青果物の輸入青果物からのシェア獲得を目指す。予算は5億円。

(出所:農林水産省)

(出所:農林水産省)