財務・人事キムラユニティーが25日に発表した4-6月期決算は、人材不足などの影響で人件費が上昇し、新規事業所で生産準備費用が予想以上に膨らんだことから、営業利益が47%減少した。
売上の6割を占める物流サービス事業は、中国子会社が増収となったほか、北米子会社の物流業務が本格稼動したことにより、部門売上高が3.2%増の67億5500万円となった。
一方、営業利益は人材不足による人件費の上昇や、新規事業所の生産準備費用の増大で49%減益の2億3600万円にとどまり、全体の利益を押し下げる要因となった。
[キムラユニティー]2014年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 10,747 | 9,533 | 12.7% |
営業利益 | 188 | 355 | -47.0% |
経常利益 | 223 | 500 | -55.3% |
当期純利益 | 11 | 295 | -96.3% |