ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

6月の商業販売額が0.7%減少、経産省調べ

2014年7月29日 (火)

調査・データ経済産業省は29日、6月の商業販売統計速報を発表した。6月の商業販売額は38兆500億円で、前年同月比で0.7%の減少。このうち卸売業は26兆6980億円(0.7%減)、小売業は11兆3510億円(0.6%減)となった。

卸売業を業種別にみると、衣服・身の回り品卸売業が11.5%減、、家具・建具・じゅう器卸売業が7.3%減、医薬品・化粧品卸売業が5.4%減、機械器具卸売業が4.7%減、建築材料卸売業が4.2%減、その他の卸売業が1.4%減、化学製品卸売業が1%減――となった。一方、繊維品卸売業が11.6%増、各種商品卸売業が7.6%増、食料・飲料卸売業が1.8%増、農畜産物・水産物卸売業が1.2%増、鉱物・金属材料卸売業が0.8%増となった。

大規模卸売店販売額は9兆700億円で1.3%増。商品別にみると、鉱物が41.8%増、鉄鋼が8.9%増、農畜産物・水産物が7.8%増、その他の機械器具が3.1%増、繊維品が3%増などとなった。一方、その他の輸送用機械器具は12.5%減、家庭用電気機械器具が9.4%減、医薬品・化粧品が8.2%減などとなった。

小売業を業種別にみると、機械器具小売業が6.5%減、自動車小売業が3.9%減、百貨店など各種商品小売業が3%減、織物・衣服・身の回り品小売業が2.5%減、その他小売業が0.7%減。燃料小売業は2.9%増、飲食料品小売業が1.6%増、医薬品・化粧品小売業が0.8%増となった。

大型小売店の販売額は1兆6317億円で-1.2%の減少。百貨店は5400億円で3.3%減、スーパーは1兆917億円で0.1%減となった。商品別では、衣料品は6.4%減、飲食料品は2.4%増、その他は4%減。大型小売店の季節調整済前月比は、1.7%増で、百貨店3.3%増、スーパー1.1%増となった。

6月の商業販売額が0.7%減少、経産省調べ01
6月の商業販売額が0.7%減少、経産省調べ02