ロジスティクス標準パレットの普及を目指す日本パレットレンタル(東京都千代田区、JPR)は6日、標準規格の11型パレットの特徴や活用方法を紹介する「パレット輸送導入ガイド」を同社のホームページに掲載したと発表した。同社はトラックドライバー不足など「物流2024問題」の対策として、標準パレットの活用を呼び掛けている。
日本の標準規格パレットはJIS規格の「T11型(1.1メートル四方)」で、同社は標準パレットの普及を図るため、11型パレットのレンタルや共同回収に取り組んでいる。
同社のホームページでは、11型パレットへの商品の積み方をシミュレーションできるツール「JPR11型パレットローディングパターン」を公開しており、月間7000セッションを超えるアクセスがある。「パレット輸送導入ガイド」はツールと合わせて公開された。
ガイドでは、「なぜパレット輸送が注目されているか」として、物流の効率化にはパレットの共通化が有効なことや、11型を導入するための手順、パレットの積み方などを解説している。
物流業界では、トラックドライバー不足が深刻化しているが、国も対策として、11型パレットを企業がレンタル方式で共有することを推奨している。同社は「企業間で11型パレットを活用した輸送を行うことで、トラックドライバーの長時間にわたる荷役作業や待機時間が削減され、安定した車両確保につながる」としている。
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