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経産省調べ

4月の商業販売額、卸3.7%減、小売4.4%減

2014年5月29日 (木)

調査・データ経済産業省は29日、4月の商業販売統計速報を発表した。4月の商業販売額は36兆8210億円で、前年同月比で3.9%減少。このうち卸売業は25兆8100億円(3.7%減)、小売業は11兆110億円(4.4%減)となった。

卸売業を業種別にみると、医薬品・化粧品卸売業が10.5%減、衣服・身の回り品卸売業が9.1%減、その他の卸売業が6.8%減、鉱物・金属材料卸売業が6.7%減、建築材料卸売業が4.1%減、機械器具卸売業が3.8%減、食料・飲料卸売業が3.7%減、化学製品卸売業が3%減、家具・建具・じゅう器卸売業が1.8%減、繊維品卸売業が0.5%減――となった。一方、各種商品卸売業は6.8%、農畜産物・水産物卸売業は0.4%それぞれ増加した。

大規模卸売店販売額は8兆3780億円で1%の増加。商品別にみると、鉄鋼が8.8%増、石油・石炭が7.3%増、その他の機械器具が7%増、自動車が5.3%増、化学製品が5.2%増などとなった。一方、医薬品・化粧品は13.5%減、家庭用電気機械器具は10.2%減、非鉄金属は8.2%減と伸び悩んだ。

小売業を業種別にみると、機械器具小売業が12.3%減、自動車小売業が10.2%減、百貨店など各種商品小売業が8.9%減、燃料小売業が4.8%減、その他小売業が2.6%減、織物・衣服・身の回り品小売業が2%減、飲食料品小売業が1.9%減、医薬品・化粧品小売業が1.3%減となった。

大型小売店の販売額は1兆4668億円で、6.1%の減少。百貨店は4607億円(10.6%減)、スーパーは1兆62億円(3.9%減)となった。商品別にみると、衣料品が10.5%減、飲食料品が1.4%減。

4月の商業販売額、卸3.7%減、小売4.4%減(1)
4月の商業販売額、卸3.7%減、小売4.4%減(2)