ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、10月から鉄道コンテナ品質向上キャンペーン

2014年9月10日 (水)

イベント日本貨物鉄道(JR貨物)は10日、全国通運連盟、鉄道貨物協会と共同で、鉄道コンテナ輸送の品質向上を目的としたキャンペーンを全国で展開すると発表した。

このキャンペーンは、一貫輸送商品の鉄道コンテナ輸送を安心して利用してもらうために、鉄道コンテナ輸送に携わる関係者が一体となって3年前から毎年実施している。

今回は、「磨かれた技に心をこめて!まかせて安心コンテナ輸送」をスローガンに、10月をプレ期間、11月から12月末までを本期間に位置付けて開催する。

具体的には、コンテナ荷役作業の改善に向け、フォークリフトオペレータに対する効果的な教育・訓練の実施や貨物事故多発品目・区間に重点を置いたフォークリフト作業の注意喚起を行うほか、コンテナ内貨物養生の改善対策としてホームページ上で輸送品質向上に関わる取り組み、養生改善事例などを公開し、鉄道利用運送事業者に対する養生資材の導入支援、養生資材カタログの整備も実施する。

また、鉄道利用運送事業者と共同で空コンテナの状態確認、フォローの実施や全国のコンテナ取扱駅などで「のぼり」の掲出、啓発ポスターの掲示、コンテナ内部映像撮影サービスの有償提供、過積載・偏積載防止の取り組み――などを計画している。