ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBSグループ、新卒者27人迎え合同入社式

2011年4月4日 (月)

話題SBSグループは1日、東京都墨田区のグループ本社に新卒者27人を迎え、鎌田正彦代表らグループ各社の役員が出席してグループ合同入社式を行った。グループに入社する新卒者数は31人。開会に先立ち、東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表し、出席者全員で黙とうを捧げた。

 

鎌田正彦代表のあいさつ(要旨)
みなさん入社おめでとうございます。本来なら心からお祝いを申し上げるところですが、ご存知のようにいま日本は大変な状況です。多くの方々が命を失い、多くの方々がまだ苦難の中にあります。SBSグループでも3人が亡くなられ1人が行方不明となっているほか、東北地方の施設が大きな被害を受けました。

 

日本人の誰もが天変地異のすさまじさと平常を取り戻すたいへんさを実感しています。しかし、私はこの状況がそんなに長く続くとは思っていません。必ず日本は復興します。我々の先輩は、戦後、何もないところから復興し、世界的な経済大国にしたのです。今回の震災に私たち日本人が一体となって取り組み、復興への道を歩んでいかなければなりません。

 

厳しい環境の中での船出となりましたが、皆さんには「向上心を持ち続ける」ということをお願いしたいと思います。それは、仕事のあるべき姿や自分自身の夢を持ち、どう叶えていくのかを考えて考え抜くことです。人はもっと良くなりたいという強い想いがあれば自然と努力できるものです。それが我々が求めている人材です。

 

社会の発展なくして会社の発展はありません。自分に何が出来るかを絶えず考えてください。いま世の中は暗い雰囲気が漂っています。日本を元気にするために、会社を元気にするために、今日入社した皆さんができることは明るく元気に振る舞うことです。新入社員の若い力がいまこそ求められています。元気一杯頑張ってください。