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ロジスティクスなどのノウハウ提供し大都市圏で二極化対応強化

ローソン、成城石井の全株式を363億円で取得

2014年9月30日 (火)

M&Aローソンは9月30日、成城石井(横浜市西区)の株式を丸の内キャピタルが管理・運営する丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合から363億円で譲り受けることを決め、株式譲渡契約を締結した。

成城石井は高いマーチャンダイジング力で高付加価値を追求したブランド力を構築し、関東圏を中心に120店舗を展開している。

ローソンは「小商圏型製造小売業」を掲げており、製造小売という業態で成城石井と共通点を持ち、一般的なスーパー、高級スーパーと一線を画した成城石井との協業に大きな可能性があると判断、全株式を取得することにしたもの。

今後も成城石井ブランドなどの事業基盤を尊重し、現在の体制を維持しつつ、ローソンが持つ店舗立地獲得、ロジスティクス、購買データの活用などのノウハウ提供を通じて、大都市圏市場で二極化対応を強化する。