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操船シミュレーター改装、DPS機器増設

商船三井、安全運航確立へ子会社2社を集約

2014年10月2日 (木)

ロジスティクス商船三井、安全運航確立へ子会社2社を集約商船三井は1日、傘下のMOLマリンコンサルティングとMOLケーブルシップが合併したと発表した。統合会社の社名は「MOLマリン」とし、合併2社の「海上技術に関する豊富なノウハウ」と「船舶管理の経験」を集約、「世界最高水準の安全運航」に寄与する事業展開を図る。

同時に、MOLマリンコンサルティングが保有していた2台の操船シミュレーターのうち、1台の改装を完了した。自動船位保持装置(DPS)機器を増設したほか、視界再現画面を拡大した。

FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)、FSRU(浮体式LNG貯蔵再ガス化設備)などの分野で、DPSを使った高い操船技術が求められているが、改装によってさまざまな状況を想定したDPS搭載船の操船訓練が可能となる。