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国交省、物資輸送車両などの車検有効期間を再伸長

2011年4月6日 (水)

行政・団体国土交通省は5日、東日本大震災に伴う自動車検査証の有効期間伸長措置について、被災地域に使用の本拠を置く自動車や物資輸送に使用されている自動車などを対象に、満了日を5月11日まで再伸長すると発表した。

 

国交省では現在、震災による影響で東日本の15都県、沼津自動車検査登録事務所管内に使用の本拠を置く自動車、救助、災害復旧、物資輸送などに使用されている自動車について、当面、自動車検査証の有効期間を最長で1か月間伸長している。

 

しかし、被災地や物資輸送にあたっている災害復旧車両などは「未だ継続検査を受けることが困難な状況であると認められる」として、車検証の満了日が3月11日から5月10日までとなっている場合、満了日を5月11日まで再伸長するもの。10日に各運輸支局で公示する。

 

また、有効期間伸長の適用を受けた自動車の自賠責保険(共済)の契約期間については「伸長された期間内の継続検査を申請する時までに契約すれば良い」としている。

 

再伸長の対象となるのは、「青森県八戸市、おいらせ町、岩手県全域、宮城県全域、福島県全域、茨城県のうち土浦自動車検査登録事務所の管轄地域を除く地域、千葉県旭市に使用の本拠を置く自動車」か、東日本大震災の被災地(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県)で救助、災害復旧、物資輸送などに使用されている自動車。