ロジスティクスタクシーアプリを運営するGO(東京都港区)から車両管理企業向けの安全管理サポート事業を承継したGOドライブ(同)が、1日付で設立された。社長には川上裕幸氏が就任した。

(出所:GOドライブ)
GOドライブは、GOが2019年から開始した次世代AI(人工知能)ドラレコサービス「DRIVE CHART」(ドライブチャート)と、業務用車両の運転管理支援サービス「GO運転管理」を引き継ぐ。これらのサービスで収集したビッグデータを活用した道路情報の自動差分抽出プロジェクトも事業範囲に含める。
業務で運転を伴う企業にとって事故防止と安全確保は重要課題だ。同社は社用車の交通事故削減支援を通じて、移動における安全・安心の実現を目指している。安全管理領域での事業成長の加速のため、自動車の「運転」をより安全、便利に進化させる方針だ。社名は日本社会を支える基幹インフラの一つであるモビリティーの発展を「ドライブ」していくという想いを込めた。今後はGOに加え、第三者割当増資によりゼンリンと東京センチュリーの資本参加を予定している。事業面での連携も深めていく計画だ。
川上氏は「モビリティー業界は『100年に一度の変革期』と言われ、近い将来には自動運転社会の到来が予測されている。しかし、移動や交通のあり方がどのように変化しようとも、『安全・安心』は決して揺るがない、守り抜かなければならない価値だ。私たちはテクノロジーを進化させ、より安全・安心な社会づくりに貢献するという強い使命を感じている」とコメントを寄せた。
さらに、同社の強みについて川上氏は「私たちの強みは、単にデータ活用やAIといったテクノロジーにとどまらない。データと人を結びつけ、変化を生み出す力にこそ、GOドライブの真価があると考えている。テクノロジーの進化と、それを使う人々の力が融合して初めて、変わりゆく社会の中で、より安全で安心な社会を築き上げることができると信じている」と思いを告げた。
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