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ヤマタネが通期上方修正、食品・物流が押し上げ

2025年8月1日 (金)

財務・人事ヤマタネは1日、2026年3月期連結業績予想を上方修正したと発表した。通期見通しは、売上高を前回予想から18億2000万円増の888億7000万円に、営業利益をどう17億2000万円増の55億2000万円に、経常利益を17億6000万円増の53億円に、最終利益を13億4000万円増48億7000万円となる。主力である食品カンパニーと物流カンパニーの好調が要因。

第1四半期累計では、コメ卸売販売業では需給ひっ迫に伴う販売単価の上昇が継続するなか、安定供給と適切な価格転嫁を進めたことが奏功。加えて、物流カンパニーでは国際物流、特に海外引越分野が堅調に推移し、業績を大きく押し上げた。

同日発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比18.6%増の221億3100万円、営業利益が同4倍の20億1500万円、最終利益は2.7倍の14億3900万円と大幅な増収増益だった。

物流カンパニーの売上高は前年同期比1.1%減の62億2900万円だったが、営業利益は同44.2%増の5億5700万円と減収増益を確保。倉庫事業では一部荷主の解約により減収となったが、庸車費用など外注コストや人件費増加分の価格転嫁が進んだことが、利益を押し上げた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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