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日本郵船、豪華客船「クリスタル・シンフォニー」の改装完了

2014年10月8日 (水)

話題日本郵船、豪華客船「クリスタル・シンフォニー」の改装完了日本郵船は8日、同社グループの米国クリスタル・クルーズ社が保有・運航している豪華客船「クリスタル・シンフォニー」の改装工事がドイツで完了し、内外ともにリニューアルしたと発表した。

クリスタル・クルーズ社のイーディー・ロドリゲス社長兼COOは「顧客が求める現代的で豪華な空間を創造することを常に目標にしている。今回、新たに加えられたこだわりのある空間で、顧客をゆったりとした優雅なクルーズ体験へと導く」と改装のコンセプトを述べた。

リニューアルでは、後方屋外デッキに「フィットネスガーデン」を新設し、フィットネスセンターに最新鋭のフィットネスマシンを導入。スタイリッシュで落ち着いた色調のメインロビーに全面改装し、コーブバーは洗練されたヨットスタイル感が漂う空間に改装。

このほか、低アレルギー対応の客室やカジノ、ビストロなど船内を刷新し優雅な雰囲気で快適に過ごせる環境を整えた。

クリスタル・クルーズ社は1988年に設立。北米クルーズ市場の中のラグジュアリークラスをターゲットとしており、90年に就航した「クリスタル・ハーモニー」は06年2月に日本向けに改装され、「飛鳥II」として就航している。現在は「クリスタル・シンフォニー」(乗客定員922人、5万1044トン)と「クリスタル・セレニティ」(乗客定員1070人、6万8870トン」を運航している。