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西友、乾電池110万個を緊急輸入、ウォルマートの商品調達網活用

2011年4月12日 (火)

ロジスティクス西友は11日、品薄状態が続く乾電池を米国から緊急輸入し、全国の西友、リヴィン、サニーで販売すると発表した。東日本大震災の影響により、単1・単2を中心に乾電池の品薄状態が続いていることから、親会社のウォルマート・ストアーズの商品調達網を活用し、今月1日と15日の2回に分けて、約110万個の乾電池を緊急納品、販売する。

 

1回目の1日には、ウォルマートの緊急災害時用の備蓄倉庫に保管されていたエナジャイザー社製の乾電池約35万個を発売した。ウォルマートは2005年に米国に大きな被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」の災害後、緊急時に必要な物資を倉庫に備蓄しており、今回、日本の需要に対応するために放出したもの。

 

2回目の15日にはレイオバック社製の単1・単2乾電池72万個を輸入し、販売する計画。レイオバック社製の乾電池は、ウォルマートが通常米国の店舗で販売しているもので、急きょ日本用に商品を調達した。

 

西友では乾電池のほかにも「乾電池付き懐中電灯やランタンなど、現在需要が高まっている商品をウォルマートの商品調達網を活用し提供していく」としている。