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トラスコ中山、東北の物流拠点で一部稼働再開

2011年4月15日 (金)

話題トラスコ中山は15日、東日本大震災の影響で業務を停止していた拠点のうち、「業務再開の見込みが立たない」としていた東北地方の物流拠点「プラネット東北」(仙台市宮城野区)について、18日から一部の荷受け、配送を再開すると発表した。

 

同拠点は建物の被害は大きくなかったものの、道路など周辺の交通インフラの被害が甚大で、在庫品の荷崩れもあったため、再開が遅れていた。同社では「状況を確認しながら段階的に物流センターとしての機能を再開し、従前の体制まで復旧できるよう努めていくとしている。

 

また、仙台支店(仙台市宮城野区)は3月23日から、来店した顧客に対してのみ商品供給を行っていたが、被災地域のニーズに対応するため、物流拠点「プラネット東関東」(千葉県松戸市)から必要な商品を調達できるよう物流環境を整え、配送についても今月4日から再開した。

 

今回、プラネット東北の稼動を受け、18日から震災前と同じ物流、営業体制で業務を行うことになった。

 

郡山支店(福島県郡山市)では、震災を要因とする二次的被害などにより、都度状況を確認しながら3月28日に一部業務を再開し、これまでの間に「ほぼ通常通り業務を行えるようになった」。