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旧乾汽船は純損失18億円

乾汽船(旧イヌイ倉庫)、物流事業は減収増益

2014年11月6日 (木)

財務・人事乾汽船とイヌイ倉庫が合併して10月1日に発足した新「乾汽船」は6日、イヌイ倉庫として事業を運営していた4-9月期の決算を発表した。売上高が1.3%、営業利益が47.4%それぞれ増加した。

トランクルーム事業の収益寄与があったものの、倉庫事業で取引高が減少し、物流事業の売上高は3.6%減少した。ただ、前年同期に計上した持分法適用関連会社の損失が減少したため、部門利益は3.4倍増となった。

[新「乾汽船」(旧イヌイ倉庫)]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第2四半期2014年3月期第2四半期増減
売上高3,7463,6971.3%
営業利益47832447.4%
経常利益45828958.5%
当期純利益33419075.7%

参考として発表された旧乾汽船の決算数値は、売上高が87億4600万円(10.6%増)、営業損益が1億7700万円の損失(前年同期は8億5300万円の損失)、純損益が18億1400万円の損失(同3億6500万円の損失)。

[旧「乾汽船」]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第2四半期2014年3月期第2四半期増減
売上高8,7467,90510.6%
営業利益-177-853-
経常利益-293-925-
当期純利益-1,814-365-