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ホンダ、ベトナムの二輪車第三工場で量産開始

2014年11月11日 (火)

拠点・施設本田技研工業は10日、ベトナム現地法人のホンダベトナムカンパニー・リミテッド(ビンフック省)が同国の二輪車第三工場で量産を開始したと発表した。

現地法人の二輪車第三工場は、ハノイ市の南方40キロに位置するハナム省ドンヴァンII工業団地内の27万平方メートルの敷地に1億2000万米ドルを投じて新設したもので、年間生産能力は50万台。

第三工場の生産システムは、溶接、塗装、フレーム組立てなどの製造工程に同社の二輪車生産分野の最新技術を採用。ISO9001、ISO14001認証を取得しており、この規格に沿って生産を行う。現地法人はことし3月から第三工場で一日当たり1450ユニットの二輪車部品を生産してきた。当面はスクーターを中心に、一日1000台の完成車を生産する。

1997年の生産開始以来、現地法人の累計二輪車生産台数は1500万台を超えており、同社は現在のベトナム国内シェアを70%と推定している。

第三工場の概要
所在地:ハナム省(ハノイ市南方40キロ)
初期投資総額:1億2000万米ドル
年間生産能力:50万台
従業員数:1400人
工場床面積:5万1000平方メートル
工場敷地面積:27万平方メートル
生産機種:スクーター