財務・人事タカセが12日に発表した4-9月期決算は、営業損益が1600万円の利益となり黒字(前年同期は4300万円の赤字)に転換した。
一部の既存顧客で物量が減少したものの、新規・既存顧客の物流拠点拡大など業務拡大を図ったことで3.8%の増収を確保。
運賃仕入れコストの値上げ、労務コストの上昇、燃料費の高止まりなど費用負担が増加したほか、国内物流拠点の拡大と輸配送商品開発に伴う初期費用の計上を余儀なくされた。さらに、顧客の業務量拡大に合わせた業務品質の維持・向上に対応したことで労務費の増加を招いた。
この結果、営業利益は黒字転換を果たしたものの、1600万円にとどまった。
[タカセ]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 4,655 | 4,483 | 3.8% |
営業利益 | 16 | -43 | - |
経常利益 | 28 | -36 | - |
当期純利益 | 13 | -78 | - |