ロジスティクスブルーヨンダー(米国)は、サプライチェーンの変化に対応するため、同社の輸送管理ソリューションを強化したと発表した。今回のアップデートでは小売業者、製造業者、物流サービスプロバイダー(LSP)の業務効率化やサプライチェーンのレジリエンス向上を目指す。
強化された「Transportation Management」は、ブルーヨンダーのネットワークと生成AI(人工知能)を活用したエージェントを搭載し、予測分析と対話型インターフェースを備えることで、従来の輸送管理を超える精度や持続可能性、リスク低減を実現する。最新のクラウドアーキテクチャーを基盤とし、AIデータクラウドによりサプライチェーン内のサイロ化を排除。複数企業にまたがる統合的な意思決定を可能にし、エンドツーエンドの相互運用性を提供する。
新機能では、運送業者との連携やスケジューリング、リアルタイムでの可視化、入荷貨物の最適化などを一元管理可能。これにより企業は変化や混乱への対応力を高め、コストや納期の効率化につなげることができる。また新たに導入された物流排出量計算ツールによって、輸送に伴うCO2排出を可視化し、持続可能性の目標を計画に組み込むことで環境対応を強化した。
さらにAIエージェント「Logistics Ops Agent」が日次レポートやリアルタイム通知を行い、課題や機会に対応できるよう支援するほか、予測AIの組み込みによりリスクの高い貨物や調整が必要なルートを事前に特定し、最適化エンジンの継続的な改善を可能にする。ユーザー体験についても刷新され、役割に応じたパーソナライズ機能や会話型AIを通じた操作が導入されている。
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