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産業ファンド、名古屋ロジセンターで日本空輸と賃貸契約

2014年11月17日 (月)
産業ファンド、名古屋ロジセンターで日本空輸と賃貸契約

▲出所:産業ファンド投資法人

拠点・施設産業ファンド投資法人は14日、同投資法人が運営する賃貸物流施設「IIF名古屋ロジスティクスセンター」で、日本空輸(東京都大田区)と新たな定期建物賃貸借契約を締結した、と発表した。日本空輸は2015年2月1日から、同施設を全棟(8721平方メートル)利用する。

鴻池運輸グループで航空貨物運送を中心に事業展開している日本空輸は、同施設で航空貨物の取扱業務のほか、24時間365日対応で精密機器部品の指定配送先への緊急輸送を運営する。また、専任スタッフによる品質管理と検体輸送BOXを活用した医療輸送、果実・野菜・園芸植物・魚介類・畜産品などを全国各地から集荷し、航空幹線輸送で全国の市場、量販店へ配送する業務を手掛ける。

同投資法人は、前テナントのDHLサプライチェーンの退去決定後、売却、建て替えの選択肢を視野に入れつつ、物流運営上のリードタイム短縮につながる利便性の高い立地と延床面積2000坪超の規模、潤沢な待機スペース、空調設備完備で検品・仕分け業務に適したスペックをもとに、リーシング活動を実施。航空貨物事業を中心とした日本空輸との契約締結に至った。

同投資法人では「施設のポテンシャルを最大限に活かした適正な賃料による長期安定的な収益の確保を実現した」と説明している。